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- １９３０年代のニューヨーク摩天楼を墨絵の趣のあるグレーを基調にした色合いで描くことで知られる大西信之画伯の絵画展（伊勢丹アート・ギャラリー8/18-8/24/2004)にうかがいました。背後の大きな絵が、表紙の原画を拡大印刷したものです（今は私のofficeにある）。横の小さいサイズのものは、原画とほとんど同じ構図で描かれたpaintingです（今は私の自宅の居間にある）。水で溶ける油絵の具でお描きになったものとか。アクリルか？冬のニューヨークの空と大気を思い出させるスタイリッシュな絵画展でした。マンハッタンを歩きたくなった！
大西さんは、日本の男離れしたしなやかで愉しい明るい方です。アメリカのアート業界におけるアジア系の布置とか葛藤とか、昨今の日本人の活力のなさとか、いろいろ面白いお話をうかがうことができました。めげそうになったら、これらの作品を見て、またやるんだ！自分のものとなった絵は、また格別素敵です・・・