アキラのランド節

第3回「東京アイン・ランド読者会」福島裏磐梯合宿報告  [05/13/2012]


非常に遅れてしまったが、本日は、3月24日と25日に、福島県裏磐梯高原で行われた第3回「東京アイン・ランド読者会」について報告する。

あれから、もう2ヶ月近くが経過してしまった。

不思議な時間だった・・・

幸福な時間は、すべるように静かに、そして早く過ぎていく。あの2日間もそうだった。

あ〜た、広島県福山市から福島県裏磐梯まで、遠かったですよ!!

朝の8時に福山の自宅を出て、新幹線で東京まで行き、そこから乗り換えて東北新幹線で郡山まで行き、そこからJR磐越西線で猪苗代まで行き、そこからホテルまでのシャトルバスに乗って、ホテルにチェックインしたのが、午後の4時過ぎ。

ううう・・・8時間かかった・・・8時間あったら、関西空港からシアトルに行けるわ。日本列島も広い!!

3月24日や25日の裏磐梯は、まだ真冬だった。ホテルも、しっかり雪の中だった。寒かった。参加者の方が、ホテルの部屋から撮影してくださった雪景色の、すっごくいい写真があるのに、なにゆえか、ここにコピペできない。なぜだ!?

かわりに、別の参加者の方が、雪の中を歩く5歳の息子さんを撮影したお写真をパクらせていただく。 ね、いい感じでしょ?

参加者は、私を入れて計10名でした(そのうちの1名が、上の写真の人物の5歳の男のお子さんです!)。

会のスケジュールは、以下のとおりに、きちんと進行されました〜〜♪


3月24日(
18時〜19時半 夕食会
20時半〜22時 アイン・ランド原作映画DVD販売・上演会
22時〜 眠くなるまで討論会
3月25日(
7時〜 朝食
8時〜 ホテルから講演会会場に送迎バスで移動(約10分)
8時20分〜 正午 藤森かよこ講演会 &テキトーに質疑応答議論


何よりもまず、「東京アイン・ランド読者会」主宰者の佐々木一郎さんに、お礼を申し上げます。

ご自分のお仕事もあるのに、佐々木さんは、宿泊ホテルの予約に、Atlas Shrugged Part 1の上映会会場や私の講演会会場の手配など、いろいろしなければならないことが多かった。さぞかし大変であったことと、お察しいたします。佐々木さん、ありがとうございました。お疲れ様でした。

2010年3月第1回の「東京アイン・ランド読者会」からの常連(?)参加メンバーは、10名のうち3名だった。千葉からの40代始めの男性Yさん(映像制作関係のお仕事)は、私の「Facebook友だち」でもある。当日は、お風邪をひいていらしたのに、参加してくださった。

静岡県からの女性Nさん(11/7/2009号の「アキラのランド節」に登場)は、30代なかばの看護師さんです。最近、老人内科系病院から、産婦人科病院に勤務先を、お変えになった。だから、働き甲斐があるそーです。「そりゃそうよね〜〜老人の看護しても、テンションあがらないよね〜〜」と、相変わらず、無神経で敬老精神のない私の反応。

20歳後半のKさんも千葉から参加です。Kさんは、システムエンジニアです。第1回の集まりのときに勤務していた会社を辞めて、ちょっとだけ失業していらしたが、すぐにゲームソフトの開発のお仕事に就いた。いわば、「自立したオタク」ですね。

この方は、バリバリ理科系、工学系なのに、首からさげていたのは、ロマンチックにも素敵なペンダントだった。船井幸雄さんとこで売っている「アメノシズク」の銀のペンダントだ。言霊のエネルギーで、身心に良き影響を与えるとかの効果があるスピリッチュアル系ペンダントだ。

  これの金のヴァージョンが欲しいな〜〜と、ちらっと思ったことあるけど、高価過ぎるよ〜〜ご興味のおありになる方は、検索なさってください。Amazonでも売っているよ。

Yさん、Nさん、Kさんと、この方々とお会いすると、私は、勝手に「親戚のオバハン」気分になる。「あ〜〜〜元気だったああ??」のノリになる。なれなれしくて、すみません。

第2回目の2010年9月第2回目の「東京アイン・ランド読者会」にも参加してくださり、今回も参加してくださったのは、東京のYさんです。30代前半かなあ。

この方は変わっている。アイン・ランドの本は、『利己主義という気概』を最初にお読みになったそうだ。次に『肩をすくめるアトラス』を読み、最後に拙訳『水源』をお読みになったそうだ。読みにくい順から読んでおられる。世の中には、いろんな人がいる。

だいたい、『利己主義という気概』から読んだら、アイン・ランドのこと嫌いになるはずなのですが。わっけわかんね〜〜〜となるはずなのですが。

今回から初めて参加したのは、まず、40代の横浜のバイオ研究者の女性Mさん。某製薬会社の研究所ご勤務です。実は、この方と私は、初対面ではない。

私が、2010年の初夏あたりに、(今は撤退した)Twitterに、「今度の日曜日は、オープン・キャンパスで出勤だ〜〜センセイの研究室を受験生に開放します〜〜というイヴェントをしないといけない〜〜」とか書いたら、じゃあ、この日は、確実にフジモリは桃山にいるな〜〜ということで、Mさんは、大阪は難波で文楽を見るついでに、桃山学院大学の私の研究室に来て下さったのだ。

あ〜た、桃山学院大学って、新大阪の駅から公共交通機関で、1時間半もかかるんでっせ。南大阪の南に位置して、ほとんど和歌山県に近い。よくぞ、あんな遠いところまで、来て下さったものだ。

なにしろ、去年2011年度は、ゼミが残っていたので、非常勤講師として私は毎週水曜日に桃山学院大学に通っていたから、いかに新大阪から遠いところに桃山学院大学が位置しているか、あらためて呆れました、ほんと。

桃山から支給される交通費は、新幹線代は出ないしさ。非常勤講師のギャラ(?)は、交通費で消えて、さらに足がかなり出た。はあ・・・

それはさておき、Mさんは、ドライヴの旅とともに、カメラ撮影が趣味のひとつなので、今回の合宿では、写真撮影を担当してくださった。これから以降、ここに掲載される写真は、Mさんの撮影によるものです。いい写真ばかりです。Mさん、ありがとうございました。

Mさんも、私の「Facebook友だち」のひとりです〜〜♪

他に、今回初めての参加者は、30代後半くらいの男性のKさん。この方は、どこにお住まいだったかな。千葉かな。茨城かな。埼玉かな。あれ?どちらだったかな。ご本人の弁によると、この方は、「政府の犬をしている科学者」だそーだ。なんだ、それ?

この方は、別の読書会で、「東京アイン・ランド読者会」第2回会合の参加者の東京在住の大学生のFさんが、アイン・ランドについて取り上げたことから、アイン・ランドに関心を持つようになったそうです。

実は、この方とも私は初対面ではなかった。福山から東京まで新幹線で4時間、そこから乗り換えて、郡山に向かう東北新幹線「やまびこ」の中で、ふと、通路を隔てた席のほうを見たら、眼鏡をかけた男性が、すっごく分厚い本を広げて読みふけっていらした。

その本の厚さは、どうみても拙訳『水源』の厚さに似ていた。しかも、その本のページの活字は、二段組みだった。

私は、右目白内障手術による人工レンズ、左目天然近視の視力をめいっぱい働かせて、その男性が開いている分厚い、活字が二段組みの本を、注視した。

すると、「ゲイル・ワイナンド」というカタカナが、かすかに一瞬だが読み取れた!

この男性は、なあああんんとおおお〜〜〜通路を隔てた私の隣の座席で、『水源』を、読んでいらしたのだ!! 表紙カバーは、はずされていたが、それは、まごうことなき、アイン・ランドの『水源』だった!!

じゃ〜〜〜〜あああんん!! この「状況」こそ、私が夢見てきたもののひとつだ。

つまり・・・・列車の中で、私はボケっと車窓から見える風景を眺めている・・・・列車は、ある駅に到着する・・・・空席であった隣の座席に、若者が座る・・・・今風の、細身のレザージャケットに、ジーンズをはいて、なにやらジャラジャラとチェーンをベルトにまとわりつかせている軽薄そうな若者である・・・・私は、内心「ちぇっ」と思う。隣の席には誰も座らない方が気楽なのに・・・・しかも、こんなマナーの悪そうな奴・・・・

まもなくすると、その、いかにも軽薄そーな若者が、一冊の本をバッグから取り出したようだ。その若者は、落ち着いた集中力のある態度で、その本を読み始めたようだ・・・・ページを静かに繰りながら、若者は読んでいるようだ。

私は、その若者の方を見ないで、思う。「へえ、こんなアホな格好しているけど、本読むんだなあ、この子・・・」と。意外だなあ・・・・

私は、なるたけ、さり気なく若者の方に顔を向ける。何を読んでいるのかしらん?なんと、その若者の持っている本は、まごうことなく、アイン・ランドの『水源』だった・・・

ぎゃははは〜〜〜〜!!

ここまで、想像して、ひとりで照れる私・・・・

まあ、夢に見ていた状況とは、多少の違いはある・・・・しかし・・・・おおお〜〜〜ともかく、とうとう、その夢が実現したのだ!!!むはは・・・・

が・・・・郡山に向かう新幹線の中で、アイン・ランドの翻訳本を広げている人物というのは、どう考えても、第3回「東京アイン・ランド読者会」福島合宿の参加者に違いない。どなたであろうか??

私は、その男性に声をかけて、「フジモリです」なんて自己紹介するような野暮はしなかった。なんとなれば、その方とて、急に見知らぬオバサンに話しかけられたら、びっくりなさるであろうし。それに、どうせ、今宵、自己紹介しあうことになるんだから・・・・と、思ったからであった。

あと、初めての参加者が2名いらした。千葉県は木更津(あの『木更津キャッツアイ』のキサラヅだ!)在住の30代の女性Iさんと、その御子息の5歳の男性T君である。先に紹介した、雪の「裏磐梯ロイヤル・ホテル」の風景の中の人物が、このT君である。

お母さんのIさんのお仕事は、彫金デザイナーである。この方は、Twitterで、アイン・ランドの小説が面白い〜〜と書かれているのを読み、ネット検索したら、本ウエッブサイトがあり、私の雑文(つまり、ここだ、ランド節だ)を読んでみたら面白かった〜〜ということで、私を見物に来てくださった。

「フジモリさんに会ってみたい」と言っていただけるなんて、嬉しいじゃありませんか〜〜ふっふっふ。私って、ちょっとだけセレブ?? 会ってガッカリしないでね〜〜♪

下の写真は、午後6時から始まった夕食会の風景です。窓の外には雪景色。中は、暖かいホテルのダイニング・ルーム。温かく美味しいお食事をいただきながら、「裏磐梯ロイヤルホテル」の従業員の方々の丁寧で気働きのある接客サーヴィスを受けながら、私たちは、静かに、そろそろと、ゆるゆると、「東京アイン・ランド読者会」を始めたのでありました。

まあ、はっきり言って、変な10人だった。何から話したらいいかわからないままに、陽気に賑やかに盛り上がるということもなく、静かに、しかし奇妙な安心感に包まれて、アイン・ランドのことなど話している10人。

わけわからない10人。この日本で、アイン・ランドが好き!というだけで集まっている10人(正確には9人だけど)は、この10人だけだ。何を言っているかわかりませんが。

ほんとうは、金沢からAさんという女性(ペンネームはMさん。10/12/2008号のランド節に登場)も、参加予定だったけれども、急に角膜移植手術が決まり、術後の安静のために欠席なさった。まあ、Facebookで、いつもやりあっているからいいよ。

下の写真は、食事会が始まり、主宰者の佐々木一郎氏の挨拶のあとに、私がアホな挨拶をしているところを撮影していただいたものです。私、とても嬉しそうでしょ?だはは。

だって、すごいことですよ。あなた、すごいよ、これは。10人も集まったんだよ。カネにも何にもならないのに、貴重な週末に、雪の裏磐梯まで、やって来たんだよ、10人が!! どーゆーことよ、これ?? とんでもないことだよ。

下の写真は、第3回「東京アイン・ランド読者会」唯一の未成年参加者のT君です。5歳です。子どもというのは、すごいパワーがある。存在してくれるだけで座が和む。

このお子さんは、夕食会のときに、お母さんとお話しながらも、色紙でキューブを作り、それを組み合わせる作業に集中していた。大人の気を引こうと、騒ぎ立てたり、奇声を発したりしなかった。大人の会話に入り込むこともしなかった。5歳ですよ〜〜まだ。すっごく集中力がある。未来のハワード・ロークだ。

私の講演会のときも、お母さんの気は引こうとはするが、私の講演の妨げになるようなことは、いっさいしなかった。がまん強く、ひとり遊びをしていてくれた。ひとり遊びができるというのは、それだけ集中力があるということだ。それだけ、自分の世界がある、ということだ。頭がいい、ということだ。

このお子さんは、お母さんに注意されると、「バッキャロー」と言い返す。しかし、それ以上は、お母さんに逆らわない。ちゃんと言いつけを素直に守る。ただ、唯一の抵抗として、「バッキャロー」と言う。おもろいよな。

その「バッキャロー」といういい方が独特で、いかにもヤンチャな男の子らしく面白いので、ついつい私は真似したくなった。以後、自宅でも真似している。夫から、「また腹が出た!また太った!」と言われると、「バッキャロー」と返答している。そのあとで、素直に、節食する。ははは。

このT君は、他のオトナたちが、「ケンチクカ」のことを話していたので、後日、耳にした話によると、「俺、ケンチクカになる!」と、お母さんに言ったそうだ。意味、ちゃんとわかっているのかよ、「ケンチクカ」って。

さて、夕食会のあとは、9時まで各自自由行動。9時からは、2011年4月にアメリカで上映されたAtlas Shrugged Part  1の上映会が始まる。やっとやっとやっと、映画化された『肩をすくめるアトラス』だ!!

私は、急いで、ホテルの大浴場に行った。しっかり旅の汚れを落とし、かつ、大浴場の外にしつらえてある雪の中の露天風呂も楽しむために。

露天風呂っていいよね〜〜〜〜♪ 寒い戸外の温かい露天風呂に身体をつかりながら、夜空を見上げても、近視だから、星は見えない。残念。

暗いから、デブでも、人から見られない。安心。しかし、私は、しっかりと他のお客さんの裸体を観察した。私は、スケベですから。ほほほ。

人間の裸体って面白いですよね〜〜♪

福島は裏磐梯に来たのは生まれて初めてだが、まさか、アイン・ランドの講演をするために来ようとは・・・・雪に包まれたホテルの露天風呂の湯と湯気にひたりながら、私の感慨は深かった。

で、感慨に浸り過ぎて、9時からの上映会に遅れてしまい、上映会が開かれる部屋に入ったときは、すでにAtlas Shrugged Part 1は、始まっていた。しまった。

下の写真は、前述のバイオ研究者、Mさんが撮影しておいてくださった「Atlas Shrugged Part 1上映会」の始まる前の部屋の様子。

中央のプロジェクターに映っているのは、地球を支えているアトラスです。

この写真の右端に写っている機器は、最新式の撮影機械でありまして、これら一式は、京都在住の「東京アイン・ランド読者会」メンバーの30代後半の男性Aさんが、貸してくださったものだ。ホテルまで送ってくださったのだ、これら一式を。Aさんも、私の良き「Facebook友だち」のひとりであります。

Aさんは、2010年9月に開かれた第2回「東京アイン・ランド読者会」に、京都から泊まりがけで出席してくださったが、今回は欠席するけれども、何か協力したいとおっしゃってくださり、すっごいハイ・エンドの撮影機器を貸してくださった。

Aさん、ありがとうございました。おかげさまで、立派な上映会になりました!そして、私の講演も、撮影していただくことができました!

アメリカの映画評では、あんまりいいこと書かれていなかったAtlas Shrugged Part 1であったが、ななああああんんんとおおおお〜〜〜実は、すっごく良い映画ですよおお!!

原作で読んだ台詞、シーンが、忠実に再現されている!!ほんとうに、『肩をすくめるアトラス』を愛し、アイン・ランドに感謝している人々が制作したということがわかる作品になっている!!実に、丁寧に、真摯に、心をこめて、良き志を持って、作られた映画である!!

有名俳優を使っていなかろうが、特殊撮影にカネがかかっていなかろうが、あの映画はいい!!あれならば、天国か、それに類したところで、アイン・ランドも喜んでいるに違いない!!

映画評なんてさ、あてにならんよ。ろくでもない商業誌に書いているライターにさあ、どんな見識があるっていうんだ?ただの似非インテリの俗物だろーが。

どうですか?観てみたい?Atlas Shrugged Part 1観てみたい??

日本では販売されていないです。日本語字幕ついていないです。

しかし、みなさま、朗報です。「東京アイン・ランド読者会」主宰者の佐々木一郎氏が、ご自分が翻訳なさった日本語訳スクリプトつきで、このAtlas Shrugged Part 1のDVDを、販売なさっておられます。

入手ご希望の方は、こちらからどーぞ。このサイトは、私の講演DVD販売サイトだけであるばかりではなく、Atlas Shrugged Part 1の販売サイトでもあります。

よくまあ、あれだけの台詞を、全部訳したものであります・・・佐々木さん。すごい!はっきり言って、あきれるわ。この方も、そうとうな奇人ですね。

別に、私の講演DVDを購入しなければ、Atlas Shrugged Part1 のDVDを買えないということはないですから、どーぞ、どーぞ。

映画のAtlas Shrugged Part 1はね、原作に忠実に、原作を大いにリスペクトして、制作されておりますので、原作を、まだ読んでない方々が、ご覧になってもOKです。

『水源』の映画化作品の『摩天楼』(1949)は、これは原作を読んでない人には、わけのわからんケッタイな映画です。読んだ人間にとっても、ケッタイな映画ですが。しかし、Atlas Shrugged Part 1は、違います!!

アイン・ランドの言葉が、スクリーンから次から次へと飛び出してくる。もう〜〜私は、嬉しくて嬉しくて、ひとつひとつの台詞が、胸に響いた!!見ながら、何度も涙が出てきた。カッコいい決め台詞に興奮した。カッコいいのよん、ヒロインが!

もう〜〜私は、砂糖壺に入ったアリ状態。GODIVAのチョコレートの詰め合わせをもらった私状態。きしめん&牡蠣入り味噌煮込みうどんの両方を食っている私状態。名古屋の子だがね。

最後のシーンは、ヒロインのダグニー・タッガートが、どういうわけだか有能で責任感ある人材が、次々に失踪していく世界の中で、尊敬し志を同じくしてきた数少ない仲間のひとりである石油王エリス・ワイアットまでが消えてしまったことを知って、絶望の叫びをあげるところ。

痛切な叫び・・・・もう、涙が噴き出てきました・・・・かわいそうなダグニー・・・・かわいそうな世界・・・・Nooooooooooooooooooohhhhhhhhhh!!

はい、まだ第1部です。第2部はもう完成しました。第3部の製作は、これからです。

不満なし。この映画化ならば、私は文句ありません!!

藤森かよこ推薦Atlas Shrugged Part 1!

しいてあげれば、唯一の不満は、ヒロインの「タガッート大陸横断鉄道」副社長ダグニーの兄の無能なジェイムズ役の俳優さんが、原作のジェイムズとは大違いに、ふつーに男前だったことだな。あれでは、まったく、憎たらしくない。ふつーの青年じゃないか。

育ちはいいんだから、それなりに品はあるような顔立ちなんだけど、なんか奇妙な僻み根性のために歪み、小心さが丸出しのくせに、同時に傲慢不遜極まりない顔つきになってしまった「腐ったトッチャン坊や」みたいな容貌しているのが、ジェイムズ・タガッートだぞ。

う〜〜ん・・・・人選が難しい・・・・中曽根康弘と小泉純一郎と麻生太郎と、人相の悪さがむきだしになった現在の、いかにもそろそろお迎えが来そうに老いたデイヴッド・ロックフェラーをミックスして、4で割って、37歳にしたような顔といいますか・・・・

うううう〜〜〜想像したくないな・・・・きもっ

あ、上映会では、ちゃんと英語の字幕つきで鑑賞しました。だから、私の貧困なる英語聴覚能力でも大丈夫だったんですね〜〜

映画の上映が終わったあとは、11時半くらいまで、いや12時近くまでだったのかなあ、映画についての感想とか何やかやと話しあいました〜〜

さて、翌日は日曜日。ホテル内でもイヴェントが多いらしくて、借りることができる撮影可能&パワーポイント使用可能の部屋がなくて、私の講演会の会場は、ホテルから送迎バスで10分くらいのところに位置する「裏磐梯国民休暇村」の天文台ホールというところだった。

雪が積もっている中を、すべりそうになりながら、「裏磐梯国民休暇村」の天文台ホールに向かって歩く私たち。しかし、私は、私だけが、入口近くで、靴がツルリと滑って仰向けにひっくり返った。ド派手に、ひっくり返った。くそ。ツルッと、ドテッと、すべった。

でも、頭を強打するとか、そういうことはなかった。よかった、よかった。いいのよ、いいのよ、これで厄落とし。大丈夫だ、これで、何とか私は講演ができるだろ〜〜♪何事も、ポジティヴな私。でなければ、生きてこれなかった私。うっうっ・・・可哀そうだわ・・・

講演会場には、エアコン以外にも、ストーブの暖房があり、雰囲気満点。さて、さて、これから先の講演内容は、5月20日発売予定のDVDを見て下さいまし〜〜♪

はい、いよいよ始まりです〜〜♪ 私は、パワポ資料のアイン・ランドの顔を見上げて、感動。下の写真は、私の大のお気に入り。発売されるDVDのパッケージにも使用されております写真であります〜〜♪

・・・・・3時間近くの講演と、議論が終わった。

ほんとうは、講演会終了後は、みなさんひとりひとりと、ゆっくりお話をしたかった。それぞれの方々のお話しを、うかがいたかった。アイン・ランドの作品が好きという理由だけで、集まった私たちだもの。日本で、唯一の、私たちだもの。

だけど、また機会はあるでしょう。またお会いしましょう。みなさん、ありがとうございました。

女性陣は、みな、Iさん(T君のお母さん)の自動車に乗せていただいて、郡山近辺のレストランで昼食をとりながら、おしゃべりに興じた。そして、郡山駅で解散した。

さて、日々は過ぎ・・・・4月新学期が始まった。

ある日の午後、大学の私のメイルボックスに、大きな包みが入っていた。差出人は、「東京アイン・ランド読者会」福島裏磐梯合宿の参加者のMさんだった。???

包みを用心深く開けたら、透明のアクリルの写真立てだった。写真が入っていた。それは、私の講演会の最初あたりで、プロジェクターに映し出されたアイン・ランドを、私が嬉しそうに見上げている写真だった。

うううう・・・また泣く私。私の涙は安っぽいが、本物よ。

Mさんのお心遣いでありました。Mさん、ありがとうございました。

というわけで、Mさんに贈っていただいた写真立ては、私の研究室の本棚の「アイン・ランド・コーナー」におさまっている。むふふ。幸せな私。

ところで、バイオ研究者のMさんは、ドライヴでの旅行が趣味の方で、4月末から5月の連休には、愛車の真赤なフォルクスワーゲン(!)で、横浜から神戸、さらに岡山にしまなみ海道を走り、それから四国に渡り、高知まで行き太平洋を眺めてから横浜まで帰るという、全走行距離2500キロを果敢にも実行なさった。

なんちゅう体力か。

なにゆえか、連休中は、めまいで寝込んでいた私だったが、Mさんと福山で夕食をとる4月29日のみ、めまいがなかった。なんか、私のめまいって、仮病っぽいよな。楽しい日には起きないめまいと吐き気。登校拒否のガキと同じだ。ははは。

その日の晩は、福山裏磐梯合宿では、語ることができなかった、いろんなお話しを、美味しいイタリア料理をいただきながら、することができた。ガールズ・トークよ。還暦寸前でも、ガールズ・トークなんだよ!!

やっぱり、こう、ゆっくりと、ひとりひとりと、じっくりお話ししたいよね〜〜♪

「東京アイン・ランド読者会」のみなさま、および、アイン・ランド愛読者のみなさま、広島県にいらっしゃる、ご予定がありましたら、お気が向いたら、ぜひとも、福山に,お立ち寄り下さい。いろいろ、お話しをいたしましょう。

長い報告となりました!ご静聴ならぬ、ご読了、ありがとうございました!

というわけですから、みなさま、一度「東京アイン・ランド読者会」にご出席くださいまし。日々の生活の慌ただしさから、ちょっと降りて、春の陽気のなかで、縁側で、お抹茶をいただいて、「ああ・・・良い茶じゃ・・・」と微笑んで、しばし正気になるような、そんなひとときが、あなたを待っております・・・・

かなあ・・・・