アキラのランド節

新年のご挨拶です!  [01/01/2013]


みなさま、本日は2013年の元旦でございます。明けましておめでとうございます!!

まあ、これからの数年間のみならず、へたすれば10年間以上はとんでもない時代になるのが、いかにも確実な雲行きであります。

しかし! 水道の蛇口からは水は出るし、水洗トイレの水は迸りでますし、(冷凍液化ガスLNGの輸入で貿易赤字は積み上がろうと)ガスも使えます。

アメリカのハリウッド俳優は、福島の東電原子力発電所の第4原発が「こけた」ら関東一円がお釈迦になるから、プロモートに東京に来ても、日本には20時間ぐらいしか滞在しないそうでありますが、あんたら、自分の国のことを心配したほうがいいよ。(今んとこ、まだ)国務長官のヒラリー・クリントンさん、ほんとは危篤なんじゃないの?国務長官の食事に毒物を入れられるなんて(きっと、そう・・・)、アメリカの威信も地に落ちたもんだわ。

ともかく、電気も大丈夫です! インターネットも大丈夫です!私は、大晦日の昼下がりは、大事な大事なDVD2枚を、再視聴して涙にくれました。Ayn Rand : In Her Own Wordsと、Ayn Rand & The Prophecy of Atlas Shruggedを再視聴して、感動の涙をあらたに流したのでした。

特に、Ayn Rand : In Her Own Wordsは泣けるのです。アイン・ランドが出演してきたアメリカのTVインタヴュー番組でアイン・ランドが発した言葉をナレーションとして活用してアイン・ランドの生涯と作品を描くという内容です。これは、The Definite Story of the World-Renowned Authorというシリーズのひとつなんですけど。

インタヴュアーが、いかに悪意ある質問をしても、毅然と堂々とロシアなまりの英語で、英語の慣用熟語なしの、頭で組み立てた、いかにも外国人が作った生硬な、しかし行儀のいい構文どおりの英語で答える老いたアイン・ランドの剛直さ。

インタヴュアーが老いたアイン・ランドに「死後の生命とか、神は信じていないのですか?」と質問すると、ランドは、こう答えました。

「いいえ。そんなこと考えてもしかたないでしょう。今ここに現実にあるのは、あなたの生命です。私の生命です。人間にできることは、今ある人生をめいっぱい生きること、自分の幸福のために、理性を駆使して、一瞬一瞬を大切に生きることだけです。一度きりの人生ですよ。だからこそ、私たちの生は素晴しいのです。ほんとに素晴しいことではないですか」と。

ああ〜〜2012年の大晦日の午後をアイン・ランドと過ごせて、よかった。

年が明けたら、年賀状はめでたく元旦に届き、佐川急便さんは、正月でも、amazonに注文した書籍だろうが、万年筆のスペアインクだろうが、蒸留水だろうが、届けてくれます。クロネコヤマトさんも、楽天で注文した美味なる静岡産「干し芋」のセットも、大量の「業務用トイレットペーパー」も配達してくれます。通販万歳。物流万歳。日本のインフラ万歳。

名古屋市の税務署にせよ、福山市の税務署にせよ、私のささやかな所得に関しても、小さい小さい確定申告もれでさえ捕捉し、「住民税の足りない分を払ってちょーらい」と、催促します。けっ・・・

暇なんだな、税務署って・・・いやいや、税務署は、薄く広く庶民からテキトーに収奪することによる「財の再分配」に貢献しているのです、しっかりと。ありがたいことでございます。くそっ・・・

もう、私は寄付なんかしないよ〜〜〜♪これだけ税金に取られているんだから、もういいよ〜〜〜♪寄付なんて、日赤だろうが日本ユニセフだろうが、何に使われるかわかったもんじゃないし。直接に、有意な若い子にカネ渡した方がましだわ。渡すカネなんかないけど。

ところで、ちゃんとNHKだって機能しております。私から年間25000円の受信料を徴収しているだけのことはあり、2012年の大河ドラマは、めでたく傑作『平清盛』を放送しました。私は毎週欠かさず視聴し、「海の底にも都はございましょ〜〜〜」最終回&総集編までしっかり泣きながら視聴することができました。

「下妻物語」でもそうだったけれども、深田恭子ちゃんは、覚悟して根性すわったときの表情がいいんですね〜〜幼い安徳天皇を抱き、草薙の剣を手にして、入水するときに平時子の潔さ!!

松山ケンイチさん演じる若き日の清盛のキラキラした笑顔で終わった『平清盛』!! もう、これだけで私は、年間25000円の受信料を許す気になりました。

ついでに、NHKは、毎年つまらなかった『紅白歌合戦』のために、美輪明宏さんに出演を依頼し、名曲『ヨイトマケの唄』を国民に提供し、「プロの歌手つーもんは、こういうもんよ〜〜〜一生懸命歌うだけでは、あかんのよ〜〜そんなもん学芸会でもやっているよ〜〜懸命に歌っているふりするのも駄目なのよ〜〜北島三郎みたいに口パクじゃあいかんのよ〜〜〜♪」と、国民の啓蒙に勤めました。

やっとNHKも正気になってきたんかな。

そーだよ、視聴率なんか気にして愚民向けドラマやバラエティ・ショーなんぞ制作しなくてよろしい!あと、もちっと左翼崩れ気質を減らしてちょーらい。反日報道は控えてちょーらい。「日本の」国営放送なんだからね〜〜♪

つまり! 風雲急を告げる世界情勢ではありますが、ちゃんと日本は見事に機能しております。ありがたいことです。

去年の暮れは常になく落ち着いて、いろいろな暮れの作業をすませることができました。福山の自宅にせよ、名古屋の自宅にせよ、掃除もきちんとできたし、便器ピカピカ、年賀状は年内中にポストに投函することができたし、余裕をもって神社にもお礼参りができました。

大晦日の夜は、『紅白歌合戦』をチラチラ見ながら、おせち料理の大量のおでんも、ゆったりと作ることができました。Facebookに書き込みながら。

最近、おせち料理のかわりにおでんを用意するご家庭が増えているそうですが、我が家では、この習慣は20年前から。ひょっとして、私が、その先駆だったんかしらん??日高昆布とかつおぶしと手羽先と上等な日本酒としょうゆだけの味付けですよ〜〜〜〜♪

桃山学院大学勤務時代は、こういうわけにはいきませんでした。怒涛の労働のために、ヘトヘトで疲労困憊したまま年を越え、年賀状は正月に必死で書くという状態でした。暮れには、疲労で、鼻炎アレルギー出まくりで、顔面がアトピー状態になったものでした。疲労が癒えないままに、仕事は再開したのでありました。

しかし、本年は、その頃とは、うってかわった落ち着いた暮れとお正月!!やはり、これは2011年に福山に労働拠点が移ったおかげであるのです。

福山市立大学は、新設の地方の公立大学らしい「予算不足」ゆえの貧乏くさ〜〜い問題が山積されておりまして、もともと質実剛健とは縁がない消費性向が根強い私でさえ、「清く正しく地道に質素に貧乏に生きる」ことを余儀なくされております。

そのかわりに、労働量は、桃山学院時代に比較すると少ないからこそ、体力気力に余裕ある年末を過ごすことができるのであります。

だからこそ、去年は、名古屋の自宅の大整理大整頓大処分も可能となり、私は、長年にわたる自宅の「管理の悪い古書店状態」の混乱から解放されたのでありました。

やはり、いろいろ条件の良かった天国の桃山学院大学から、なんも条件の良くない、かつ私の気性にはまるっきり合わない「異文化」の福山市立大学に移ったのは、大きく見れば、正解であったのです。

今年もうすぐ還暦になる私は、寒くなると右脚が痛い、サッサと歩けない、冬季性股関節脱臼かしらん、目を酷使するとめまいが始まるから、もう黄色い缶の「八ツ目鰻キモの油」の錠剤は欠かせない、知らないうちに前歯の先端がほんの少しだけ欠けちゃったわ、いつ欠けたの〜〜??これでは笑顔に自信がもてないわ・・・・状態であります。

不調があたりまえなのが60代になるということなのね・・・というわけで、怒涛の労働が要求される桃山学院大学にいたら、きっと大病になっていたにちがいないので、健康面からみても、福山に来たのは正解でありました。

まあ、私が属するのは都市経営学部ですから、工学系や経営系ゼミは人気が高いですが、私のような人文系のゼミはすこぶる人気がなく、就職にも関係がないということで、来年度から開講するゼミの希望者は、藤森ゼミについては「2名」ということで、テンションは、はなはだ上がらないのではありますが、これも考えようです。

卒論指導も2名ならば丁寧にできる。コンパやってもおカネがかからなくてすむ。2名のゼミ生ならば、私が老いても、死ぬまで、死んでもゼミ生の名前を忘れることはないでしょう。

桃山学院大学時代は、私のゼミ生希望者は多かったので、それはそれで大変でありましたからねえ・・・いや、ほんと・・・

2名のゼミだからこそできるゼミを創造しよう!!

しかし・・・「就職には全く関係ないですから」ということで、ゼミの説明会にも行かなかった私のゼミを、なんであの男子学生2名は選んだのでしょうか・・・かなり変人奇人かもしれない・・・気があいそうだ・・・

ともかくも、忙しいとはいっても、福山市立大学では、夕方にはサッサと帰宅できて、夕食後は、ソファにねっ転がって、ほぼ中毒状態でいるくらいにFacebookにも書き込んでいられますからね・・いいんかな・・・まあ、いいだろう・・・人生の小休止よ。

さてさて、2013年、まずは、みなさま、「3月3日」という日付を、お心に止めていただきたいのであります!

前にお知らせした「副島隆彦の学問道場」の定例講演会での副島隆彦氏の御講演の前座を私が務めさせていただく日にちが決定いたしました!!

3月3日の日曜日でございます!!! 3月3日でございます!!!

場所は、「日本建築学会 建築会館ホール」です。所在地は、東京都港区芝5丁目26番20号です。定員320人程度の会場だそーです。

嬉しいな、嬉しいな〜〜♪ スキップ、スキップ〜〜♪ しかし、体重過多のせいで、スキップできない・・・

おお〜〜天才建築家の独立自尊の魂の輝きを描いたアイン・ランドの『水源』を訳すことができたという幸運に恵まれた私が、「日本建築学会 建築会館ホール」にて、アイン・ランドについて講演をさせていただける!!なんと、めでたい!!

詳しいこと、申込方法などは、また「ランド節」で告知宣伝させていただきます!!

さらに、今年もまた秋ぐらいには、佐々木一郎氏主催の「東京アイン・ランド読者会」は開催されるようです。そのような折にでも、お会いできれば嬉しく存じます。

本年も、更新滞りがちの「日本アイン・ランド研究会」を、よろしくお願いいたします! アイン・ランドをよろしくお願いいたします! アイン・ランドの著作を読んでくださった方は、お気が向いたら、amazonにブック・レヴューを書いていただけたら、ありがたいです。

去年は、Facebookで知り合った方々に、アイン・ランドを知っていただき、読んでいただき、強引に頼み込んで、レヴューを書いていただきました。アイン・ランド伝播活動にご協力いただき、ありがとうございました!

脇坂あゆみさんご高訳の新刊『われら生きるもの』のレヴューを特にお願いいたします!!アイン・ランドの処女作、We the Livingの翻訳ですよ〜〜♪

ということで、本日は、この乱文で、新年のご挨拶と替えさせていただきます。

「見るべきものは見つ。今はこれまで!」と言い放ち、錨を体に巻きつけて壇ノ浦に沈んだのは平知盛(とものり)ですが、今年還暦を迎えることになっても、まだまだまだまだ、このような感慨にはいたりません。

アイン・ランドについても、わからないことはいっぱいあります。ほんとに、いつまでたっても、アホやねえ・・・

さて、去年12月26日締め切りの紀要である福山市立大学『都市経営』第3号の論文原稿の作文書きも終わっていませんし、アイン・ランドが好きだったヴィクトル・ユーゴーの『ああ無情』つまり『レ・ミゼラブル』の映画版も観に行っていないのですが、静かに平和に、私の2013年の元旦は過ぎつつあります・・・

こんな平和・・・何年ぶりかしらん・・・嵐の前の静けさかしらん・・・