アキラのランド節

某霊能者のブログについて  [10/25/2013]


台風27号と28号が来ている。広島県福山市も昨日から大雨だ。この週末は、特に明日は、日本中が大雨だそーだ。気圧がさがると頭が重い。

今朝は久しぶりに眩暈がして、心臓が痛かった。

本日金曜日は、1クラス2名のスタッフ1組で情報処理室(コンピューター室)において担当している「総合英語」という1年生必修のe-learningのクラスが2コマある。90分授業のうち、30分はTOEIC訓練もする。

が、やむなく、本日のクラスは、頼れる相棒であるアルク教育社から福山市立大学に派遣されている英語学習アドヴァイザーの才媛にお任せした。

ほんとうならば、本日は、仕事を終えたら、東京に行くはずだった。

なんでか?26日午後から開催される「副島隆彦の学問道場」の定例会の講演会を聴くために。

『戦後史の正体』(創元社、2012)の著者の孫崎享(まごさき・うける:1943-)氏の御講演と、孫崎氏と我らが副島隆彦氏の対談を聴くために。

「副島隆彦の学問道場」の講演会はスタッフとして手伝ったことは何回もあるが「お客さん」として参加したことはなかった。今度こそ「お客さん」になりたかったのに。

でも、もう体力も気力もない。行くのを諦めた。台風で新幹線は簡単に止まる。9月中旬の台風18号で懲りましたわ、私は。行っても帰ってこれないと、月曜日の勤務に差しつかえる。悲しい。もうすぐ11月というのに、台風かよ!! アホバカ台風!!失せろ!!

が・・・天気のことは愚痴ってもしかたない。大地震よりましである。

本日の「ランド節」は、私が毎日読んでいる某神道系霊能者の方のブログに、書かれている内容について感じたことを書く。今日こそ、短いのを書く。

このブログは、知る人ぞ知る人気ブログだ。すっごく読者が多いのだけれども、ブログ主の方の意向で転載禁止だ。

まあ、ご興味のある方々は、テキトーに、そのブログを探してください。ご縁があれば遭遇するでしょう。

遭遇できないならば、あなたが、まだそのブログを読まないほうがいいということかもしれない。2007年ぐらいから始まったブログらしい。私は去年の秋に知った。その言説に賛成であれ、反対であれ、このブログを読むのは面白い。

そのブログで語られている内容のほんの一部を、赤字でかいつまんでフジモリ語で書き換えて紹介する。以下の事は、ここで紹介しても差し支えないであろうから(いいのかなあ?)。

「人間は、外部に神を想定して、長い長い歴史の中を、ずっと宗教組織や似非アホ霊能者に騙されてきた。しかし、神は人間の右胸にいる。あなたが何か悪いことをすると、あなたの右胸にいる<内在神>が、あなたを罰する。あなたに起きる災難や不幸は、あなた自身があなたを罰しているのだ。あなたに害をなした人は、いずれ自分で自分を罰する。その人物の内在神が、その人物に不幸や災難をもたらして、その人物に教える。だから、放置しておけ。あなたが幸福でいたいのならば、ほんとうのあなた=内在神の気持を生きよ。あなたの内なる神の言葉に従え。人類は、やっと自分の内部の神に気がつく段階を歴史的に迎えた。既成の宗教団体など無用だ。つるんで集団で何かを拝んでもしかたがない」

「安倍政権支持。日本とアメリカは一蓮托生であるべし。TPPもやむなく賛成。子どもたちの頭上に爆弾が落ちるよりは、まし。中国を甘く見てはいけない。沖縄独立など非現実的。安全保障が何より大事。国土と国体の保持が大事。秘密保全法の施行もいたしかたない。なぜならば、メディアにも、公職にいる人間にも、外国に情報を売る売国奴が多いからだ。ものすごく多いからだ」

「近未来の危機といえば、2014年と2015年である。この時期は日本にとって正念場。日本人が日本国土に感謝の念を送り、個人は自分を守ってくれている先祖へ感謝の供養をし、道徳的に生きれば、日本は大丈夫。常に防災に留意していれば、大難は小難に変わる。油断していれば、災害の被害は大きなものとなる。日本は、まだましである。常に災害に気をつけているから。油断している地域、国が、今度大きな被害に苦しむ」

「福島の放射能汚染を恐れることはない。適度の放射能物質は健康にいい。放射性物質のせいで、いずれ、東北に天才児がおびただしく出現する。彼らや彼女たちが世界に貢献する素晴らしい発明をいっぱいする。その発明の特許料が世界中から入るので、税金を徴収する必要もないほど日本は豊かになる。ただし、これは<起きる可能性のある最も良い未来>である。日本人が今までのように、国土に感謝もせず、腐敗したままだとダメ」

「放射能性物質に強いDNAを持つのは日本人とユダヤ人。日本人と古代ユダヤの関係は、まだまだ明かせない」

「天変地異時代だから、大都市に居住するのはすすめない。住むなら賃貸の鉄筋コンクリートのビルの3階以上。標高30メートル以上の地域が望ましい。ローンで住宅購入は都市部では勧めない。地方に移転して、標高の高いところで住宅を買うのはいい」

「大氷河期に入るから、日本本土でもマイナス20℃や30℃になる。原発稼働せずに、天然ガスなどの化石燃料輸入に頼り続ければ、日本の貿易赤字は膨大なものになりつつある。ほんとうの酷寒厳冬になったら、暖房できない事態になるかもしれない。マイナス40℃対応の寝袋を用意しておけ」

「これから北半球でも外出にはサングラスが必要となる。太陽黒点の活動により、紫外線が大量に地上に降り注ぐので、白内障患者が増える」

「日本人は自分が思っているよりも、すごい出自とDNAを持っている。だから、どんなに国際間で苛められても、静かに自信を持って、内在神に恥じない生き方をせよ。原爆すら持たない軟弱国家と馬鹿にされてもいいのだ。ちゃんと生産性も技術も高く、アメリカともロシアとも手を結んでいるのならば、近隣の敵対国は手を出せない。そのうち、近隣の敵対国に原発事故や大地震が起きて、日本なんか敵視している余裕がなくなる。そのとき日本は日本の技術を駆使して近隣国を援助せよ」

「東北とか、近畿地方の大和三山とか、ピラミッドみたいに綺麗な三角形の山が多い。山というのは地殻変動によって起きた隆起に木々が茂ったものであり、その形は丸くなるのが普通である。しかし、なかには、非常に綺麗な三角形型の山がある。あれは、逆三角形型の宇宙船が太古に地球に飛来して、三角形の形になって着地したものの上に木々が茂ったものである。宇宙から飛来した生物が地球に住みついたものである。日本には、そのような山がすごく多い。つまり、日本人は宇宙から来た人々の末裔である。そのことを欧米の支配層のトップの人々は知っている」

どうですか?面白いでしょう?

特に私が感じ入ったのは、「内在神」という考え方だ。

なんでかというと、アイン・ランドがほんとうに言いたかったのは、この「人間のなかにある神」のことなんじゃないかと私は思うからだ。

人間に備わっている神的判断力=良心と言うものを、アイン・ランドは信じていたのではないかと思っている。

アイン・ランドは自分のことを無神論者(Atheist)と言っていた。それは、「外部に設定されている神」などというものは、信じないということだと思う。

ましてや宗教組織や団体など論外だ。霊能者とか霊媒者とか占い師とか言って商売している人々など、人外境だ(そのような能力は金銭に替えると、歪んで無効になるものらしいよ)。

アイン・ランドは何も信じていないわけではなく、人間の理性(reason)は信じていた。人間は、長期的視野に基づいた合理性(rationality)を発揮できると信じていた。

人間の理性って何だ?合理性って何だ?

理性とは、合理性とは、「自分にとって損になるようなことはしないでおこう〜〜」と推量する脳の働きだ。

「長期的視野に基づいて自分が損しないように生きる」ってことが、アイン・ランドの提唱する理性であり合理性だ。

「長期的視野に基づいて自分が損しないように生きる」ってのは、「長期的視野に基づいて道徳的に生きる」ってことに限りなく似ている。

だって、そうでしょ。「長期的視野に基づいて道徳的に生きる」ようにすれば、問題は起きないからね、ほんと。問題がおきなければ、損もしないからね。

ただ、この「長期的視野」ってもののスパンが問題だよね。これ、10年や20年のスパンならば、道徳なんか蹴散らす方が得だもの。また20年くらいなら、世間はいくらでも騙せる。いや、50年くらいは軽く騙せるよ。

だから人体に危険な添加物いっぱいの食品でも売れるときにガンガン売っておけばいいんだよ。ばれたって、病気とその食品の因果関係なんか証明できやしないんだからさ。

10年もすれば崩壊するような欠陥住宅をいっぱい作って売っておけばいいんだよ。誰に責任があるかなんて、ゼネコンは下請けの下請けに実際の工事はさせておくんだしさ。裁判を起こされても、その頃には、その下請けは倒産して消滅しているよ。

「トイレのないマンション」みたいな原子力発電所を、日本のみならず、外国にもガンガン作って売っておけばいいんだよ。売りつけ先の国の上層部にカネ渡すなり、弱みをしっかり握っておけば、事故が起きても、責任の所在はうやむやになる。

東電の元幹部みたいに、原発事故の責任を何も負わずに、何億円以上の退職金を持って、海外に移住したってOKよ。

患者がいたずらに苦しむだけとわかっていながら、猛烈な毒にしかならん抗がん剤や新薬をガンガン投与してもOKよ。

卒業してもしょうがいないような大学も、いかにもいかにものパンフレット作って、入学させて、授業料だけふんだくっておけばいいんだよ。大学は教職員の生活のためにあるのであって、学生のためにあるんじゃないからさ(いいのか・・・こんな、ほんとのこと言って・・・)。

たかが50年程度のスパンならば、「自分が損しないように」生きたいのならば、何でもできるよ。

考えれば、エリートって可哀想だ。エリートって、「自分が損しないように」生きるのに長けているからこそ、エリートの立場になることができる。

だもんだから、50年程度のスパンで「自分が損しないように」生きるためには、何でもするはめになってしまう。会社の利益が、自分の給与にすぐ反映するからね、エリートは。平社員は関係ないっすよ。

しかしだ・・・この「長期的視野」のスパンが100年とか、もしくは「死後の世界」まで射程に入るとすると・・・

やっぱり悪いことできないよな・・・

道徳ってさあ、道徳だから守るんじゃないよね。長期的に見て自分に害がないように生きるには、道徳を守るのが一番なんですわ。道徳を守るのは、それが一番得だからだよ。道徳的でないと、ほんとに自分が自分を罰するんだ。

それは真実で事実だよ。

私自身、これまでの人生を振り返ってみると、自分が遭遇することになった災難、不幸、健康上の問題、これらの多くが、「自分発」のものであったと思うよ。

だから、誰にも恨みはないし、誰も憎んではいない。みんな私が悪いのよ。

私の中には神様が住んでいるくらいに、私の精神は広大なはずだ。なのに、私は、視野の狭さや偏狭さや下世話な欲望に私自身を翻弄されるがままにしてきた。これは、ほんとに私自身の怠慢でしかない。

若き日の数々の失敗や愚行を思い出すと、私は思うよ。

あのとき、もっと自分を信じればよかった。

あのとき、もっと自分の人生を信じればよかった。

難しいのは、自分の「内在神」に素直に生きることだ。というより、「内在神」の言葉に耳を傾けることだ。気をつけないと、まるっきり聞こえなくなるよ、この神様の言葉は。

職場のつまらない無意味な会議に出ていると、オッサン&ジイサンたちの屁理屈を聴いていると、なんで、こいつら、どいつもこいつも、こうも馬鹿でキチガイなんだろう・・・とうんざりする。

すると、もう私の「内在神」は、会議室の汚れた空気をお嫌いになるのか、私の偏狭さと心の中で響く悪口雑言をお嫌いになるのか、どこかにお隠れあそばしてしまうよ。

そんな不愉快な日だって、夜も更けて、借りているマンションのベランダに出て、暗い空や街や山並みをじっと眺めていれば、この「内在神」は、ゆっくりと覚醒して、私を励ましてくださるのではあるけれども。

ところでさ、私は、最初は、このブログ主の方は、神道系霊能者を装ったCIAの手先の日本人かしらん・・・と疑った。

イスラエルとアメリカ上層部が作っている秘密諜報部が育てた属国支配思想管理班要員の日本人かしら・・・と疑った。

ほら、アメリカの上層部とか特権層って、一般ピープルの知らない情報をちょっと小出しに見せることもあるじゃないですか。ハリウッド映画って、そういう役目があるみたいじゃないですか。「大災難物映画」って、そうでしょう?

『2012』(ローランド・エメリッヒ監督、2012年)なんて映画は、天変地異時代の訪れを教えてくれている。特権層はこっそり「現代のノアの箱舟」みたいなもんを、こっそり準備しているかもしれないよ〜〜生き残るのは、特権層と「絶対に諦めない類の庶民」だけだよ〜〜と教えてくれる。ちゃんと備えておきなさいよ〜〜と教えてくれている。

「絶対に諦めない庶民」って、一種の天才だよな。梵天丸もかくありたい。

(『2012』の一場面。ジョン・キューザック扮するパッとしないお父ちゃんが、離婚して別居している家族と女房のボーイフレンドも巻き込んで、飛行機を奪い操縦して、大地震で崩壊する世界から逃亡を試みるんだ)

『マトリックス』(1999)は、電脳社会において脳まで管理されているのに、自分自身の選んだ人生を生きていると思い込んでいる人民の奴隷状態に気づいてしまって、その電脳支配管理体制から脱出し、それを破壊しようとする新人類たちを描いていた。

そういえば、この映画を製作した兄弟ラリー・ウォシャウスキー(Larry Wachowski:1965-)と、アンディ・ウォシャウスキー(Andy Wachowski:1967-)は、アイン・ランドの愛読者らしいが・・・そういえば、いかにも、どこかアイン・ランドの空気はあるな、あの映画には。

この兄弟は、いつのまにか「姉弟」になっていたな。お兄ちゃんのラリーが、性転換してラナ・ウォシャウスキー(Lana Wachowski)になったんですね〜〜♪ 下の写真の左の人が、「ラナ」ちゃんね。

男に生まれたからといって、男をずっとやることもないよな、確かに。

女性といっても、女装しているだけだもんね、私だって。心は、うざいオッサンよ。ほほほ。

『マトリックス』の話に戻ろう。この傑作映画に描かれる社会は比喩じゃない。まさに、今、この日本のありよう。世界のありよう。

(御存知『マトリックス』!この映画も大好き!)

あ〜た、たとえば私の職場の、地方の公立大学なんてのは、国立大学と似ていて、ガキの頃から、非常に素直に洗脳されて、大学生にもなって、この世にはびこる通説&常識&処世法を疑いもしないような人々が集積する場所でっせ。

疑っていたら、受験勉強なんてものはできません。ふつうは好きな科目しか勉強しないよ。もしくは、AKB48の「恋するフォーチュンクッキー」のYouTubeの映像ばっかり見てるって。

もしくは、乃木坂46の生駒里奈ちゃんの映像ばっかりネット検索しているって。恋をするのはいけないことか〜〜〜君の気持はわかってる〜〜♪感情をおおお隠したらあああ〜〜♪制服を着たマネキンだあああ〜〜〜♪

私が、いまどきの高校生ならば、そうしてるって。で、勉強しないで踊ってるって。

教師や大学事務に従事する公務員は、もちろん、これまた洗脳が行き届いた素直な方々でありますよ、言うまでもなく。

既成学問分野の世界なんて、事実や真実の追求場所ではなく、この世のシステムの強化維持のための知識管理センターの下請け、なんだからさ。

国家公務員試験にしろ、地方公務員試験にしろ、この世の様々を疑うような余分なことを考えていては、合格できない。

既成学問分野の世界にしろ、大学入学試験に、各種国家試験に、公務員試験というものは、この世のシステムから降りたら、死んでしまう〜〜どんな過酷なめにあうかもしれない〜〜〜という人々の恐怖と不安をエネルギー源としてを食って育つ、人民支配洗脳文化装置だ。

『マトリックス』を観たときは、ああ・・・これは私が生きる社会だなあ・・・と思いましたですよ・・・

自由なんか、どこにもないよ・・・

でも、人間に自由は使いこなせるのか??

ハリウッド映画ではなくても、日本が誇る傑作アニメ『AKIRA』なんかは、ダメな人間に潜んだパワー、そのパワーを使いこなせない人間精神の小ささを描いていた。AKIRAの力は、封じ込めなくてはいけない。人間は、まだまだ自分の中のすごいパワーを覚醒させて制御できるだけの精神力がない。

でも、いつかは・・・もう始まっているからね・・・だ!!

何の話だったっけ??

そうそう、だから、まあ、ハリウッド映画と同じく、このブログも、つまり、今回のトピックスである某神道系霊能者の方のブログも、そのような「すごいトップ・シークレットの一部を人民に知らしめる啓蒙装置」のひとつかもしれないとも私は思ったわけよ。

しかしさ、このブログ主の方は、毎日毎日、この方に送られるおびただしい数のコメント(毎日400くらいはあるね)に含まれる相談ごとに、毎日毎日応えておられるんだよね。

それで、私は、ひょっとして、この方は、ちょっと信用してもいい気になった。

だってさ、こう言ってはなんだが、その相談ごとっで、ほんと愚民の相談が多い。そんなもん、ちょっと考えれば答えは明々白々だろ〜〜が!と思える相談が多い。あんな相談ごとに親切に無料で応じるなんてのは、よほどの志がないと、できないことだ。

たとえば、「28歳にもなる息子がニートで働きません。どうしたらいいでしょうか?」とかさあ。

アホっか!!とあきれるような愚民の愚問だ。

その息子を追いだす元気が親にないならば、息子を寄生させておくしか手はないだろ〜生ごみにしてゴミ置き場に持っていくわけにはいかんのだからさ。

親がなめられてるんだから、しかたないよ。居心地のいい家庭なんか作っちゃいかんよ。ふつうに育てば、うるさい親との同居が嫌で、子どもは独立するか結婚して、親の家を出て行くんだからさ。

こうなったら、ほんとは、「躾をされずに、誰がリーダーか教えられずに、飼い主をなめきった犬」として息子を育ててしまった自分の不明と不甲斐なさを真摯に直視して、この親が死に物狂いで自分を変えるしかない。

しかし、死に物狂いで自分を変えることができるくらいの親ならば、息子はこうはならない。

つまり解決策はない!

まあ、親子ともども食ってってゆければ、いいじゃないの・・・28歳にもなった子どもの心配なんか親はすることはないよ、小遣いいっさい与えずに、食わせるだけのことだけし続けるしかないだろ・・・あとは野となれ山となれ、白骨死体となれ・・・だよ。

しかし、こういう相談に対して、ブログ主の方は、私みたいな真実の罵詈雑言は返さない。

「言うべきことは言って、アルバイトから始めるようにさせること。静観しながら先祖供養していれば、事態は好転します。親の生活が大事。無理はしないこと」というように返答なさる。

お優しいですね・・・

まあ、この種の親には、こう答えるしかないだろう・・・

私が、このブログ主の方に感心するのは、この方は相談ごとへの返答にも綺麗事は言わないことだ。

たとえば、結婚がうまくいかないで悩んでいる専業主婦の方は多い。ご主人の横暴さ、身勝手さ、冷たさに辛い思いをしている女性は多い。妻がひどすぎると相談する男性は、めったにいないけれども(たまに、家事をしない妻、買い物依存症の妻に対する夫の相談があるが)。

職業があり、自分で食ってゆける女性は、こんなことで悩まないし、人にも相談しない。だいたい、年収300万円以上ある女性とは、男は離婚したがらない(そうだ)。収入のある妻を男は大事にするという社会学的データがある(そうだ)。女性も年収500万円あれば、夫から大事にされる(そうだ)。愛は、カネのあとからついてくる(そうだ)。

ま・・・これがこの世の真実よね・・・

このブログ主の方は、この種の専業主婦の方々への相談には、必ず「母子の生活費が大事」と答える。

そうなんだよね。亭主が暴力ふるうとかならば、これは断固として逃げねばならない。だって、殺されかねないからね。

でも、生活費を入れてくれるのならば、我慢したほうがいい。離婚しても養育費なんか払い続けてくれるかどうかなど、わからない。

カネがなければ餓死するからね。いやな男は、心理的に斬り捨てようと思えばできるからね。いかにうざくともね、カネをくれる男はありがたいよ。

私も専業主婦の友人(妹を含む)に相談されたときは、そう答えてきた。「まだましなほうを選ぶしかない」って。「働かずして食ってゆけるのと、働いても食ってゆけないほうと、どちらを選ぶか?」って。答えは言うまでもないよ。

「ひどい職場です。上司も同僚もひどいです。辞めたいです」という相談ごとも、すっごく多い。当然のことながら。

この種の質問に対しては、すべてこのブログ主さんは、「給与が大事」とだけ、お答えになる。

立派な御回答である。いや、ほんと、そうなんよ。

なぜ働くかといえば、結局は、煎じつめれば、カネのためだ。給与のためだ。それ以外の理由はない。だから、給与が得られれば、それでいいのだ。

私も、研究条件や労働条件のすこぶる良かった桃山学院大学から、桃山学院大学の勤務の多忙さに体力的についていけないと判断して、「勤務がラクだから」という誘い文句を愚かにも信じて、福山市立大学に来てしまったから、この種の相談ごとは他人事ではないのでっす。

ともかく、身体を運んでさえいれば、毎月ちゃんと銀行口座に、たとえ安月給といえども、給与が振り込まれている状態って、ありがたいからね〜〜〜♪

というわけで、今夜も、私は、この方のブログを精読するんである。ほほほ。